ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

昨日、1人で映画を観に行ってました。
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1人で映画を観るときに、泣けるのは避けたいです。
友だちや家族と一緒なら「いやぁ、泣けちゃった」なんてごまかせますが、
おばちゃんが1人目を泣きはらしていたら、恥ずかしいです(笑)

それに、トム・ハンクスとメリル・ストリープとの共演にも惹かれて、
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」にしました。
 → 公式HPはこちら

監督はスティーブン・スピルバーグ・・・面白くないワケがありません。

冒頭にちょっと、布石としてベトナム戦争の描写がありましたが、
直接血を見ることもなく、誰も死なないしやたら泣くこともない、
下品でもないし、何でもありの魔法も秘密道具も無い。

それなのに、考えさせられるし、あの当時のうろ覚えのニュースなど思い出し、
いろいろな面で面白い、良い映画でした。


私はトム・ハンクスが好きですが、
実はメリル・ストリープの演技を見るのは初めてでした。

すごい女優さんですね。

立ち居振る舞いの一つ一つが、優雅で自然なのに計算されていて(?)、
ため息をついても、歩いても、存在感がすごいです。


この映画は実話を元にしていて、
メリル・ストリープ演じるワシントン・ポスト誌の社主と、
トム・ハンクス演じる、その新聞社の編集責任者とのやり取りがすごかった。

歴代の大統領も政府の高官も、たいへんなだけに口をつぐんでいた
ベトナム戦争に関する重要な秘密が、盗み出された。

まぁネタバレになるので、これ以上は語りませんが、
報道の自由や報道人としての義務とは?
父の残した一部上場したばかりの新聞社や従業員、家族・・・、
守るべきものがたくさんある場合はどうしたらいいのか?

プレッシャーに押しつぶされそうになりながら、
メリル・ストリープ演じる社主が、重要な決断をくださなければならない!

息詰まるほどの、クライマックスでした。

危険冒険大活劇じゃないのに、あれほどドキドキしたのは初めてです。


興味のある方は、ご覧になってみては?
ハズレはありません♪

パンフレット
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こんなに俳優さんの名前が前面に押し出されたパンフも珍しい!?
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