和楽器って良いなぁ(木村俊介さん) [コンサート]

久しぶりに演奏会に行ってきました。

午前中は野暮用があって出かけ、夕方からは娘とこちらへ♪

「きずな」と題して、和楽器の演奏者木村俊介さんを中心にした演奏会でした。
IMG_1768.JPG
ちなみに、このイラスト、出演していた演奏家の方々に似ています。
木村さんのお姉さまが描いたそうです。

津軽三味線、尺八、琴や太鼓の中に、韓国の楽器とヴァイオリンが入っての演奏。

演目はあまり知らない曲でしたが、演奏がなにしろ素晴らしく引き込まれました。
IMG_1769.JPG


知らない曲でも、あんなに心惹かれるのは、
やはり日本人の心に響く和楽器のおかげでしょうか?

木村さんは、笛も津軽三味線もすごく、迫力の演奏でした。
私の稚拙な説明では分からないでしょうから、youtubeでご覧ください。

笛を吹いているのが木村さん。
打楽器の方は今回違いましたが、三味線の小野さんはいらっしゃっていました。


私は疲れていたので、眠くなるかなと思いました。
でも、眠気に眠りたくない気持ちが勝ちました。
眠ったらもったいない!

素晴らしい演奏だったからです。

木村さんは歌も良かった。
詳しいことは分かりませんが、ご自分でおっしゃったのは、
体を壊してしばらく入院する間に、笛が吹けなくなった時期があった。
笛を吹く筋肉が衰えていたのでしょう。
自分でも不満足な演奏をしながらも、周りの方々に許され励まされするうちに、
再び演奏できるようになったけれど、
出来なかった間に考えたのは、このまま吹けなかったらどうしよう。
「そうだ、歌がある」とお思いになったそうです。

実は、MCをしていらっしゃるのを聞いて「良い声だな」と思っていました。
曲目の紹介をしながら、ちらっと歌ったのがお上手でしたから。
それが本格的に歌うのを聞いたら、素晴らしかったです。

彼は作詞作曲もされるので、アンコールで自作の歌を歌ってくださいました。
それが、想像以上にうまかったのです。

詩も良かった。
思わず涙が出ました。
実際泣いていらっしゃる方もちらほら。。。

温かみのある歌声に、優しい楽曲がよく合って感動しました。


一緒に行った娘と「来てよかったね。良い演奏だったね」
と何度も言い合いながら帰ってきました。
nice!(4)  コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。