誤解があるようですので

昨日の記事は、お断りした通り今回の話に限っては・・・です。


セクハラ問題はもちろん、非常に言いにくいことです。

相手が悪いのですから、堂々としていればいいのでしょうが、
それでも恥ずかしいという気持ちは持ってしまいます。

痴漢だってそうでしょう。
なんだか、自分にも責任があるようで、
ものすごく考えてしまったりします。
でも、もちろん、犯人の方が悪いのです。

私だって若い頃は言えませんでした。
(今なら言えるかも知れませんが、
幸か不幸かセクハラおやじの対象ではなくなっていますので(笑))

そう、親にも上司にも言えませんでした。
5歳違いの妹に相談したりして。。。

うちの環境にも問題があって、そんな目に遭っていると言えば、
簡単に「辞めなさい」と言われるのが目に見えていたから、相談などできませんでした。
まぁ、その辺はとりあえず置いておくとして。。。


さて。公園児さんが昨日リンクを貼ってくださった記事の中で、

ここにある「メディアの女性はセクハラに遭いやすい」というのもおかしいです。
何処の世界にもセクハラはあり、
取材対象が立場が上で・・・とおっしゃっていますが、
上司であることを嵩にきてセクハラをするなんて輩は、いくらでもいるモノです。

むしろ今は、どんどん減っているのではないでしょうか?
昔は、男尊女卑、女性蔑視の風潮が強かったので、
どれほどセクハラパワハラに悩んだか分かりません。
セクハラという言葉も無かった時代です。

ほとんど日常的に猥談を聞かされたり、触られたり、

誰かに訴えても「あなたにもスキがあったのでは?」
なんて言われて、いたく傷ついた話もよく聞きました。

そんな時代を生き抜いてきた女性として言わせてもらえば、
今回の女性記者は、意を決して上司に話すことが出来ています。
たいへん勇気がある行動だったと思います。

その上、他の女性のために、この問題をこのままにしてはいけないと思い、
週刊誌にもリークしています。

問題はそこ!
そこまでできたのなら、女性ジャーナリストとしてもう一歩踏み出せなかったかと、
私はそれを言いたかっただけです。

触れられたくない部分にも言及しなければならないかも知れません。
いろいろな誹謗中傷も浴びせられるかも知れません。

でも、そこをうまく乗り切るのも、
ジャーナリストとして必要なスキルではないのでしょうか?
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