劣等感 [子育て]

某ブログで「親の話をすると暗くなるから」というお言葉を拝見して、
自分のことを考えました。

小さな時からずっと、誉められたことはなく、
「あんたみたいな不細工な子は結婚できないんだから、手に職つけなさい」
と何度も言われて育ちました。
私を発奮させようと考えてのこととは思いますが、
女の子に「不細工」は禁句でしょう(涙)
不細工という言葉だけでなく、一切褒められないこともあり、
私は、自分のすべてに自信が持てずに、
劣等感の固まりになって、暗い青春時代を過ごしました。
学校でも家庭でもパッとせず、恋愛も積極的にはなれませんでした。
もし、自分にもっと自信が持てたら、別な人生があったかもと思います。

今は、そんな自分でも好きになれて、それなりに頑張って生きています。
こんな風に開き直る・・・いやいや達観するまで、30年以上かかりました。


自分の子ども達には、そんな思いをさせたくないと、
褒めるべきところは褒め、可愛い可愛いと育てました。
(甘やかしてはいませんよ!)
んーでも、結局子ども達の話を聞いてみると、
劣等感はちゃんと(?)持っていて、やっぱり自分に自信が持てないと言います。
うまくいかないもんですね。
ただ、私の小さい頃よりはマシなのではないかと思いたい。
劣等感は、誰しも少しは持っているものですし。

子ども達には、自分を愛し、のびのびと生きて貰いたいです。

ちいさきもの [子育て]

人間でも動物でも、爬虫類でさえも、赤ん坊は可愛いです。

ワニの赤ちゃんがうじゃうじゃ居るのを見た時も可愛いと思ってしまいました(笑)



ましてや、この腕に抱かれた子犬や子猫や赤ん坊は、この上なく可愛く思えます。

フレンチブル.pngトイプードル.png

赤ん坊はみな、顔の真ん中にパーツが集まっているのですが、

生物学上、大人に可愛がられるように遺伝子に組み込まれたものだそうです。

その、ちまちま集まった目鼻を見ると、面倒をみずにはいられなくなるのです。

赤ん坊は面倒をみてもらえなければ死んでしまいますから、うまく出来ていますね。


2小猿.png子猫.png

女性には、持って生まれた母性があります。

「ちいさきもの」を見ると、つい愛しみたくなるのです♪

本当に、うまく出来ています。

赤ん坊.pngおチビ.png

公園デビュー [子育て]

「公園デビュー」とは、子どもが生まれて歩ける程度に成長したら、公園に遊びに連れて行くと、

それ以前に連れて行っているママさんたちと挨拶を交わし、仲間に入らないといけない。

みたいな感じがあって、つまりは仁義を切らないと遊んでもらえないということらしいです。


ベビーカーから1歳未満の子が降りたって、

「おひけえなすっておくんなせぇ、・・・さっそくのお控えありがとうござんす。

てまえ生国と発しますところ関東です。関東関東と言っても広うござんす。

関東は埼玉、さいたま市は武蔵一宮、氷川神社で産湯をつかい・・・」と出来るワケもなく、

母親同士気が合いそうだと「何ヶ月ですかぁ?」「可愛いアップリケねぇ」とか、褒めあい(お世辞も少々)、

子ども同士を一緒に遊ばせてみてだいじょうぶと思ったら、そのまま見守りながら母親同士おしゃべりです。

出産の時どうだったとか、こんな病気をしたとか、他愛の無い話です。

この子とは上手く遊べないと思ったら、「○○ちゃん、あっちのブランコ好きなんだよね」などと言いつつ、

うまぁくその場を離れ、別の母子の所に近づいてみる・・・。

これがうまくいかなくて、誰ともお友だちになれないと、もうその公園に連れて行くことが出来なくなり、

あちこち渡り歩いた挙げ句、ノイローゼになるママさんもいるみたいです。


ところで、結婚前の私はあまり友だちを作るのが得意ではありませんでした。

でも、ベビーカーを押して公園に行ってみたら、ごく自然に「何ヶ月ですか?」と話しかけることが出来ました。

子どもという媒体を通してなら、気安く話をしかけることが出来るのです。

それで、うまく公園デビューしてしまい、友だちもたくさん出来ました。

その後のPTA関係も含め、結婚前の友人よりも子どもを産んでからの友人の数の方が圧倒的に多いです。


そうやってママ友が出来ると、何気ない会話から得ることも多いのです。

例えば「この子夜泣きがひどくてもう2週間も!」なんてママさんが居ると、

別のママさんが「あら、うちの子もそうなんですよ。困っちゃって」などと言う。

人は、悩みを抱えたとき、自分だけが苦労していると思って落ち込みがちですが、

他の人もそうだと分かると、気持ちがぐっと軽くなります。

一人目の子だと、子育ては何もかも初めてで新鮮です。

新鮮すぎて分からないことばかり・・・人に話すことで解決することもあるのです。

「公園デビュー」などと構えなくても良いから、なんとなく眺めているだけで、

気が合いそうなママさんがきっと見つかります。

私だって見つけたんですから♪

子どもを産むということ [子育て]

某ブログで話題になった、女性に「子どもを生み育てよ」と言うことですが・・・。



私の娘は「私は結婚しないだろうし、もしも結婚しても子どもは産まない」と言います。

理由を聞くと「だって、子どもなんか面倒臭いじゃん」

・・・分かっていらっしゃる(爆)



それはともかく、私はいとこ同士で結婚したので、双方の親が当初「血が濃くなるから」と反対しました。

いろいろ調べたり医学関係者に相談したりした結果、何代も血族結婚を繰り返さなければ大丈夫だし、

そのために問題のある子が生まれる確率よりも、その頃もう30歳を過ぎていた私でしたので、

ダウン症の子が生まれる確率の方が高いと言われ、結婚に踏み切りました。

その前後私は、結婚して子どもを産まないという選択肢も考えました。

一生、夫と二人で暮らすのも良いだろう、そういう生き方だってある・・・と。



大人は、若い人が独身で居ると「結婚はまだ?」と言いたがるし、

結婚すると今度は「子どもはまだ出来ないの?」と言いたがります。

独身時代が長かった上に、結婚後一度流産してしまっていた私は、そういう言葉にずいぶん傷つきました。

それで、私は人に決してそうは言わないです。

でも、内心はちょっと言いたい「子ども産んだら?可愛いよ♪」

自分が実際に子どもを産んでみたら、これがなんと素晴らしいことかと思います。

もちろん、いろいろな理由で結婚しても子どもを持たない、持てない人はいるでしょう。

それは、それぞれの理由もあるし、それぞれの考え方で、それぞれの自由です。

ですから、私が言いたいのは、

女性の体のシステムとして、子どもを産むということは男性が逆立ちしても無理だという事実だけ。

もしそれが出来る条件が揃っているとしたら、出産してみるのも面白いでしょう。

子育ては、産み落としたとたんからその子の将来を担うワケですから、重いと言えば重いです。

だから、子育てが面白いというのも不謹慎でしょうが、実際面白いのです。



そして、産んでみたら確実に子どもは可愛い!

小さいときは無条件に可愛いですし、大きくなって憎まれ口をきいても我が子は可愛いです。

子どもと一緒に成長するというのは本当で、母親は様々なことを覚え、精神的にも大きく成長します。

子どもを産む前と比べると、こんな粗忽で未熟な私でもずいぶん成長したのです。

成長したんですってばっ!(笑)



上が男児で下が女児、20歳と17歳になりますが、これがまたいろいろあって・・・(-"-;)

でも、それでも、産んで育てたことを後悔していません。

新生児の頃 [子育て]

子どもは泣くのが仕事です・・・それから眠ること。

下の子がまだ新生児室に居る頃、その隣に同時期に生まれた子たちが授乳する部屋がありました。

社会保険埼玉病院では出産で5日入院するので、その間ここで授乳するのです。

さて、新生児たちは、授乳中も眠ってしまってあまり母乳を飲まないのです。

そのくせひとしきりそうした後、用意してあるミルクを飲ませるとぐんぐん飲むのです。

でも、母乳が赤ん坊に良いのは周知の事実なので、ママたちはなるべく母乳を飲ませたい。

それで、狸寝入りしている赤ん坊をどうにかして起こそうということになりました。

名前を呼ぼうにも、新生児にはまだ名前がありません。

それで「赤ちゃん」とか「○○さんちのお嬢さん♪」とか呼ぶのですが起きません。

ふと、この子たちがお腹の中に居る時、一番よく聞いた言葉は何だろう?

それを聞けばハッとするのでは?ということになりました。

たまたまそこに居る子たちは、ちょうど二番目の子ばかりでした。

その子の兄や姉の名前って、母親が一番発するのではないだろうか?

それぞれのママさんたちは、それぞれの赤ん坊に、上の子の名前を浴びせてみました。

仮にお兄ちゃんが太郎君だとすれば「太郎、太郎、たろ~~~っ!」



結果はですね、なーんの変化もありませんでした。

慣れてたのね(爆)




眠ること [子育て]

赤ん坊は寝ぐずりします。

赤ん坊は、眠ったらまた目覚めるという感覚が無いので、

眠くなって意識が朦朧としてくると、目の前に居る人や物と別れるという感覚に陥るそうです。

確かに、最初は記憶が曖昧なので、目覚めると毎回新しい出会いなのかも知れません。

まして、何とも言えなく好きな母親という存在に抱かれていたら・・・それが悲しくて、泣くというのです。

そう思えば、とても愛しくなって

「分かった分かった、悲しいのね。でも、ぐっすり眠ったらまたママに会えるからね。

だいじょうぶよ。また必ず会えるからね」と優しく言葉をかけて、ゆっくり寝かしつけることが出来るでしょ?


また、睡眠は記憶の整理だと言います。

大人も子どもも、日中あったこと、今までにあったことを思い出して、

違う話につぐみ直したりしながら、忘れていいことと覚えておきたいことを整理するのだそうです。

不思議なことに、DVDやブルーレイの早回しのように、高速で夢は展開しているのです。

大人は7時間、眠りながら記憶の整理をキチンと済ませないと、記憶力が落ちるそうですよ。


あー、だから私はやたらと忘れっぽいんだ!と気づいた次第です(笑)

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