劣等感 [子育て]

某ブログで「親の話をすると暗くなるから」というお言葉を拝見して、
自分のことを考えました。

小さな時からずっと、誉められたことはなく、
「あんたみたいな不細工な子は結婚できないんだから、手に職つけなさい」
と何度も言われて育ちました。
私を発奮させようと考えてのこととは思いますが、
女の子に「不細工」は禁句でしょう(涙)
不細工という言葉だけでなく、一切褒められないこともあり、
私は、自分のすべてに自信が持てずに、
劣等感の固まりになって、暗い青春時代を過ごしました。
学校でも家庭でもパッとせず、恋愛も積極的にはなれませんでした。
もし、自分にもっと自信が持てたら、別な人生があったかもと思います。

今は、そんな自分でも好きになれて、それなりに頑張って生きています。
こんな風に開き直る・・・いやいや達観するまで、30年以上かかりました。


自分の子ども達には、そんな思いをさせたくないと、
褒めるべきところは褒め、可愛い可愛いと育てました。
(甘やかしてはいませんよ!)
んーでも、結局子ども達の話を聞いてみると、
劣等感はちゃんと(?)持っていて、やっぱり自分に自信が持てないと言います。
うまくいかないもんですね。
ただ、私の小さい頃よりはマシなのではないかと思いたい。
劣等感は、誰しも少しは持っているものですし。

子ども達には、自分を愛し、のびのびと生きて貰いたいです。

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mutumin

けなされはしなかったけど、別に褒められはしなかった私も自信が持てませんでしたよ。特に小学4年の時、担任の先生に「おまえは存在感がない子だね!」(居ても、居なくてもわからないくらいおとなしい)というニュアンスの事をなにげに言われて、私って、その程度の子に大人から見えるんだと再認識しました。
でも、そう言われても嫌じゃなく、何も言葉掛けして貰えないより増しな気がして、むしろその先生が好きでした。
というのは、そう言いながら、私が絵を好きだという事がわかって、そう言う部分を引き出してくれたからです。
私、最近思うんです。人間、けなすのは良くないけど、褒めたからって、自信が持てるわけじゃないって事を・・・
自分と向き合い、いろんな経験をして、自分が確立した時に、少しずつ自信というより、「自分はこれで良いんだ!」と認められるのではないでしょうか?
by mutumin (2011-09-09 05:20) 

pn

それでも今こうしているのは間違いなく親のおかげ、今が生きてて楽しく感じられればそれでいいかなと。
反面教師として感謝してます(笑)。
by pn (2011-09-09 06:29) 

HOTCOOL

ウチの親は体面ばかり気にした育て方をしていたと、今となって思っています。これはこれで寂しい育て方ですよ・・・
by HOTCOOL (2011-09-09 07:19) 

palette

親子だからこそ、わかっているはずという思い込みがあって、実は伝わっていない部分て多いですね。お母様も、当然愛情は伝わっていること前提で、厳しい言葉をかけていたのかも。私の母も、そういうタイプでした。今はお母様もまほさんを頼もしい自慢の娘と思っているんじゃないかな。
思春期以降は、多分社会の中で必要とされたり、認めあったりという体験で自信がついてくるのではないかしら。
by palette (2011-09-09 09:42) 

プー

子供さんを教育するのは、親だけでしょうか?まほさんご家族に関わる周りの方々も、お子さんの成長に影響を与えていると思います。
親がいくらかわいがって誉めちぎって育てていても、学校でクラスメートの些細な一言で、ひどく傷つくこともあったのでは。劣等感もその様な過程で生まれてくるかもしれません。
お母様が自信を持って毅然と生活をされていれば、お子様はその後ろ姿を見て学ぶことも多いのでは。
(子供を育てたことのない私が言うのも、おかしいかもしれませんが!)
by プー (2011-09-09 14:18) 

s_29

私も自信はなかなか持てません~
でも、自信たっぷりよりも、自信が持てるように努力してる
方が人間っぽくて好きかも(^^♪
by s_29 (2011-09-09 19:56) 

親知らず

私もある年齢から、親が私の顔を見ると「勉強しろ。」しか
言われなかった気がして嫌でした。
中学から下宿した時には寂しさよりも開放感で一杯でした。
その頃から少しずつ積極的になれたように思います。
上を見ればキリが無く、下を見ても嫌になる。
昨日塾の先生との面談がありまして、なかなかやる気の出ない
うちの子に「センター試験まで、あと何日!」と焦らせる塾長に比べ
「これさえやれば、間に合う。」と仰るW先生はうちの子と相性が
良いんだと嬉しくなり
「ふつつかな娘ですが、宜しくお願いします。」と言ってしまい
爆笑されました。えへへ。
by 親知らず (2011-09-09 20:26) 

ルシファー

親という生き物は不愉快になるほど身勝手なものです。
それが嫌でBムスは出て行きました・・・
by ルシファー (2011-09-09 21:40) 

まほ

☆ mutuminさん
良い先生との出会いは、子どもの人間形成に影響を与えますね。
夫は、小学校の時の先生が好きだったので、今の道に進みました。
そう・・・学校生活やその後の人生で、段々人付き合いを覚え、
自分が分かってくるんです。
ただ、その前に親が、けちょんけちょんにするのは違うかと。。。

☆ pnさん
ええ、ですから私も、今ではそれなりに楽しく生きています。
あちこちのコメに書いてますが、私の親も反面教師で、
そういう意味で非常に良い見本です♪

☆ HOTCOOLさん
うちも世間体を気にしていました。
「○○の娘として、恥ずかしいことをしてくれるな」と、
毎日毎日言われましたっけ(遠い目)

☆ paletteさん
「思春期以降は、多分社会の中で必要とされたり、
認めあったりという体験で自信がついてくるのではないかしら」
そう、おっしゃる通りです。
それで私も、それなりに明るく生きられるようになりました♪

☆ プーさん
周りの影響も確かにあると思いますね。
生きていく上で、避けて通れないことです。
私は強く明るく生きていますから、子ども達もだいじょうぶでしょうか♪

☆ s_29さん
私もやっと最近ですから、お若いs_29さんもそろそろです♪
確かに、人間としては、自信過剰だとちょっと嫌味ですね。

☆ 親知らずさん
プレッシャーかけられていたのですね。
開放感というの、よく分かります!
私が大学で東京に来た時、そうでしたから。

うちもちょうど、今日面談だったのです。
塾長がけっこう厳しいことを言ったのも同じですが、
S先生がお人形のように可愛らしい上に癒しキャラで、
私も娘も救われた気がしました。

「ふつつかな娘ですが・・・」って、使う場面がちが~う!(笑)

☆ ルシファーさん
親も子もなく、人はみな身勝手です。
自分が可愛くない人は居ないでしょう。
それなのに、自分を愛せないのはつらい経験でした。
でも、ルシファーさんのBムスさんは、出て行っても、
ちゃんと季節のプレゼントを贈ってくれたりして、
繋がりを断ち切るおつもりがないのですから、
お父さまが好きなのですよ♪
by まほ (2011-09-10 02:06) 

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