榛名神社 奇岩他(群馬)

自然が豊かな榛名神社の境内は、ものすごく広いです。

奇岩が多いと聞いていたのですが、見つけるのもたいへんでした。

でも、昨日の記事にも書いたとおり、何とも言えない厳かな空気が漂っていて、
中を歩いているだけで、ありがたい気持ちになれます。

昔、行者たちが分け入った「行者渓」


岩に穿った出入り口・・・この木戸の向こうで、修行が行われたとか。
いったいどんな修行だったのでしょうね。


「鞍掛岩」木が横に出ているのではなく、岩なのです。
元々は洞窟だったのですが奥の岩が落ちてしまい、
上の部分がアーチ型になっています。
夏は木や草が生い茂り、見分けにくいのですが、右の写真で赤い部分です。
　
長い長い時間をかけて、こういう形になったのでしょう。
自然の造形って、凄いですね。

「瓶子滝(みすずたき)」水量が少ない可愛い滝です。　　右は「九折岩(つづらいわ)」
瓶子とはお酒の入れ物で、両脇の岩の形から。　　　　　ややこしい形です。
　

そしてこれがすごい！
本殿の後ろ側にそびえ立つ「御姿岩(みすがたいわ)」
　
本殿の屋根が食い込む形で一体化しています。
上部がくびれて、頭のように見えますね。


これは「水神楽(みずかぐら)」と言う名の水琴窟。

赤い石の所にひしゃくで水をかけて、竹筒に耳を当てますと、
中が空洞になっていて、落ちていく水が妙なる音をたてます。
後で失敗したと思ったのは、私は一方の音しか聞かなかったのですが、
2本の竹筒は、微妙に聞こえる音が違うそうです。。。

これは「古鉄燈籠」県内最古の鉄の燈籠だそうです。
680年以上前のモノで、県指定重要文化財です。



榛名湖を見て、

榛名富士を仰ぎ、

満足して帰路につくまほ一家でした。

コメント 9

これから先日まで出してた『赤目四十八滝』にリベンジに行ってきます！
イイのが撮れたらイイなぁ～(笑)
こんなダイナミックな岩に会えるかな？

by 亀仙人　孝禎 (2012-08-21 02:42) 

お、旅行シリーズ終了だ。明日は百人一首？（笑）

アーチの岩凄すぎでしょ！肉眼で見たい♪
by pn (2012-08-21 06:47) 

奇岩＝祈願なのかな？
by HOTCOOL (2012-08-21 07:20) 

湖があり、山がある所には、やっぱり人は神のような物が欲しくなるものなのですね。
昔の人は自然の美しさを最大限に利用して、もっと素晴らしい物を作り出す。。。
人間の知恵、感性は素晴らしいです！
by mutumin (2012-08-21 07:50) 

水神楽での、竹筒の水の音が、
きっと涼しかったんだろうな～、と思いを馳せながら拝読しました　（。ｖ　ｖ）゛
by フサヲ (2012-08-21 15:56) 

九折岩　鳥の横顔みたいでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2012-08-21 19:06) 

水神楽って良い名前ですね。私も聞いてみたいです。
by 親知らず (2012-08-21 22:48) 

もう一度いわせてください！
「家族で旅行なんて、羨ましい！」
by パウロ (2012-08-21 23:00) 

☆　亀仙人　孝禎 さん
良いお写真が撮れましたか？
今日も暑かったので、体調を崩されなかったか少々心配です。

☆　ｐｎさん
ご期待に添えなくて申し訳ありませんでした。
たまたま懸賞に当たったので、その記事にしてしまいました。
明日は百人一首かな！？(笑)
「鞍掛岩」ホントに驚きました。

☆　HOTCOOLさん
あー、なるほど・・・座布団1枚？(笑)
でも、自然の造形に畏怖の念を抱いて、
そこに祈りを捧げるというのは、確かに有るでしょうね。

☆　mutuminさん
そう思います。
いかに自然の造形と言っても、
それを受け止める感性があってこそのモノですからね♪

☆　フサヲさん
「カランカラン」とか「シャランシャラン」と聞こえるのです。
その名の通り「水の琴」みたいな、澄んだ涼しげな音色ですよ。

☆　ぼんぼちぼちぼちさん
確かにそう見えますね。
岩がこんな形になること自体が、すごいですよね。

☆　親知らずさん
聞かせて差し上げたいです。
ここから近いのは「向島百花園」の「路地琴(ろじきん)」ですね。
行きましょうよ！

☆　パウロさん
パウロさんだって、昔はいらっしゃったのでは？
それに、現在は愛妻さんとあちこちいらっしゃれて、
私から見たら、すごいうらやましいです。
今日は沖縄、次には北海道・・・なんて♡
by まほ (2012-08-22 00:47)