写真の現在4(国立近代美術館) [美術鑑賞]
5月31日国立近代美術館で、
「写真の現在4 そのときの光、そのさきの風」内覧会を観てきました。
今まで1998年から数年おきに「写真の現在」を1,2,3と催して来ましたが、
前回の「3」は2006年でしたので、6年ぶりの開催となります。
写真は、中村綾緒さん「pray」
美術館によると・・・
【1970 年代以来、日本の写真界においては、写真家たち自身が運営するギャラリーがさまざまに個性的な活動を展開してきました。近年、そうした動きは再び活発になり注目も高まっています。また写真集や、ZINE とよばれるより簡便な冊子形式の出版物からも、注目すべき仕事が次々に登場していますが、それらの多くも自主制作です。今回の展覧会では、こうした発表の手段や場も自分たちの手でつくる写真家たちの活動に注目します。】
今回は、本山周平さん、有元伸也さん、中村綾緒さん、新井卓さん、村越としやさん、
の5人の作品が展示されていました。
図録もシブイです。
私は、美術館の前に、双子ちゃんに会いに行ったので1人でしたし、
夕方からだったので、主婦としては時間も気になり、
なんだか落ち着かなく観ることになってしまいました。
写真家ごとに展示室が区切ってあって、あまり広くないこともあり、
すごく混雑していましたので、観るのがたいへんでした。
でも、どれも見応えのある写真たちでした。
ほとんどがモノクロで、カラーでも色は押さえ気味でしたので、
私は、またしても写真の難しさを思い知らされた気がします。
良し悪しでは無く、難しいのです。。。
これもパンフレットの写真
新井卓さん「2011年7月26日、飯舘村、放射性のヤマユリ」
折りシワが付いています・・・ごめんなさい。
疲れてベランダに出ると、毎日新聞社の社屋が見えました。
これも国立近代美術館の一部です。
事象をそのまま写すだけの「記録写真」と、何らかのメッセージ性がある「芸術写真」。
私がブログに載せているのは、どっちなのだろうと思うと、
どう考えても「記録写真」でしかないと思うのです。
腕前が悪いから、カメラの機能が少ないからというだけでなく、
やっぱり私には芸術的センスが無いのです。
こんな私でも、以前の写真と比べると(比べると、ですが)、
数多く撮るうちに、だいぶ綺麗に撮れるようにはなりました。
後はもっとたくさん撮って、いわゆる練習をすれば少しは上達するでしょうが、でもそこまで!
そこから先は、絵が上手いこと、歌が上手いことと同じで、才能の問題だと思います。
だからと言って、僻んで写真を撮らないというワケではありません(笑)
こうして、日記代わりにブログ記事を書いていると、
書くこと自体も、コメを通しての皆さんとの交流も、すごく楽しいです。
そこに説明的意味で写真を載せる・・・それだけで良いのです♪
「写真の現在4 そのときの光、そのさきの風」内覧会を観てきました。
今まで1998年から数年おきに「写真の現在」を1,2,3と催して来ましたが、
前回の「3」は2006年でしたので、6年ぶりの開催となります。
写真は、中村綾緒さん「pray」
美術館によると・・・
【1970 年代以来、日本の写真界においては、写真家たち自身が運営するギャラリーがさまざまに個性的な活動を展開してきました。近年、そうした動きは再び活発になり注目も高まっています。また写真集や、ZINE とよばれるより簡便な冊子形式の出版物からも、注目すべき仕事が次々に登場していますが、それらの多くも自主制作です。今回の展覧会では、こうした発表の手段や場も自分たちの手でつくる写真家たちの活動に注目します。】
今回は、本山周平さん、有元伸也さん、中村綾緒さん、新井卓さん、村越としやさん、
の5人の作品が展示されていました。
図録もシブイです。
私は、美術館の前に、双子ちゃんに会いに行ったので1人でしたし、
夕方からだったので、主婦としては時間も気になり、
なんだか落ち着かなく観ることになってしまいました。
写真家ごとに展示室が区切ってあって、あまり広くないこともあり、
すごく混雑していましたので、観るのがたいへんでした。
でも、どれも見応えのある写真たちでした。
ほとんどがモノクロで、カラーでも色は押さえ気味でしたので、
私は、またしても写真の難しさを思い知らされた気がします。
良し悪しでは無く、難しいのです。。。
これもパンフレットの写真
新井卓さん「2011年7月26日、飯舘村、放射性のヤマユリ」
折りシワが付いています・・・ごめんなさい。
疲れてベランダに出ると、毎日新聞社の社屋が見えました。
これも国立近代美術館の一部です。
事象をそのまま写すだけの「記録写真」と、何らかのメッセージ性がある「芸術写真」。
私がブログに載せているのは、どっちなのだろうと思うと、
どう考えても「記録写真」でしかないと思うのです。
腕前が悪いから、カメラの機能が少ないからというだけでなく、
やっぱり私には芸術的センスが無いのです。
こんな私でも、以前の写真と比べると(比べると、ですが)、
数多く撮るうちに、だいぶ綺麗に撮れるようにはなりました。
後はもっとたくさん撮って、いわゆる練習をすれば少しは上達するでしょうが、でもそこまで!
そこから先は、絵が上手いこと、歌が上手いことと同じで、才能の問題だと思います。
だからと言って、僻んで写真を撮らないというワケではありません(笑)
こうして、日記代わりにブログ記事を書いていると、
書くこと自体も、コメを通しての皆さんとの交流も、すごく楽しいです。
そこに説明的意味で写真を載せる・・・それだけで良いのです♪
2012-06-02 00:09
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コメント(9)
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「写真を載せる・・・それだけで良いのです」☜(・・;)。。。。
そんな事ないですゥ!!
「上手く写してありますですヨ」~(^^)v
by の (2012-06-02 02:16)
見たいと思っている展覧会です。
先日、御殿山の原美術館で「杉本博司 ハダカから被服へ」観てきました。
人間の歩んできた道、なんだかなぁ・・・と
写真、難しいですね。
by ryo1216 (2012-06-02 05:52)
写真って気持ちが写る物だからブログの場合自分が見た物を人に伝えるために撮っているんだからメッセージ写真です。
やれ「芸術」だの「センス」だの気にしてちゃつまんないよ!
by pn (2012-06-02 06:38)
絵だって写実主義の物もあるし、抽象的な物もあります。
どっちが良い悪いという事ではないし、優劣を競う物でもありません。
コンテストを目指していないのだから、撮りたいように撮れば良いのですよ。
もしボケ感の事を言っているのだったらデジイチを買いましょう。(笑)
by 親知らず (2012-06-02 07:56)
あっはっはっ!親知らさんなにげにデジイチ誘ってるっぅぅぅ~(笑)
まほさん、上手くまりましたよ!
私なんか、デジイチ持ってるけど、ほとんどオートだし・・・(笑)
by mutumin (2012-06-02 08:00)
私の写真ただ単に写してるだけの写真です
その写すだけが最近下手になってます (>_<)
by まお (2012-06-02 11:21)
デジイチ購入する日も近そうですね♪
by HOTCOOL (2012-06-02 18:08)
作者の問題より
作品を見る人のレベルが問題です
by パウロ (2012-06-02 18:38)
☆ 皆さん
えーと、私は写真が下手だからひがんでいるのではなく(笑)、
写真そのものが難しいと、いつも思っているのです。
絵画なら、描く人のやり方で、パステルや絵の具の選び方、使い方、
色の付け方等の技巧で、いろいろな表現をするのですが、
写真は、とりあえず見たまま写ります。
それはもちろん、光の加減やアングルで違うということでしょうが、
同じ光とアングルで切り取って描いても、
多分、人によってまったく違うモノになる絵画と比べると、
私の中では、写真の表現に分からない部分が出てくるのです。
これは、例え私が良いカメラを買って、おまけに上達してから撮影しても、
「上手く撮る」ことは出来ても、芸術性については分かりません。
そう・・・分からないことが問題なのです(爆)
だから、芸術的センスが無いことを、気にしているのではなくて、
こうして写真の展覧会を観たときに、
良いとか悪いとか、皆目分からないということを言いたかっただけです。
才能が無いから分からないのかなと。。。
私のブログの写真は、記録写真でちっとも構わないのですよ♪
そういうワケで、しばらくデジイチは買いませ~ん(笑)
あ、そう言えば絵画を観に行っても、芸術的なことは分かっていません。
でも、絵画の場合はそれでも楽しめるのです。
光や色の加減が好きだなとか、綺麗だな~とか(それだけ?(爆))
by まほ (2012-06-03 02:05)