国際子ども図書館

先日、東京藝術大学大学美術館に行ったとき、
一緒だった友人が案内してくれました・・・「国際子ども図書館」


明治39年(1906年)に帝国図書館として建てられたものです。
その後、国立国会図書館の支部図書館となって使われてきましたが、
平成12年、「国際子ども図書館」として生まれ変わりました。
設計には、安藤忠雄氏も加わわっています。
「表参道ヒルズ」や、mutuminさんのお膝元「国際芸術センター青森」を設計した人です。

明治の古い建物と、表側のガラス張りの増築部分がマッチしています。


メダリオン(赤い部分)が素敵ですね。
　

こんなプレートが付いていました。


階段も良いです。
1階から2階への手すりは石で、2階から3階の手すりは木と鉄で出来ています。
下から見ると、片側だけで支えられているので、階段の底が見えます。


窓枠も､カッコ良く見えてしまいます(笑)


外側から観た窓・・・ガラスは建築当時の昔の「手ふきガラス」で、
ゆがんで見えます。


ドアも重厚です。
その重厚なドアに・・・、
　　
マークの部分、ドアの取っ手の下に「おす登あく(押すと開く)」と書いてあります。
昔は押して開ける扉が珍しかったので、書いておいたのがそのまま残っています。
upで撮れば良かったのですが。。。

外に出ると、前庭に小泉八雲記念碑が真ん中にある噴水があります。
(工事中でお水は出ていませんでした)
下の部分に、小泉八雲氏のレリーフがあります。

八雲さんの教え子であった詩人・土井晩翠さんが、
結核で夭折した彼の息子・英一さんの遺言で建てたそうです。
彼も父の影響で八雲さんの著作を読み、非常に尊敬していたのです。

時間があまり無かったので、駆け足で巡りましたが、
それでもこんなに見所がありました。

上野には何度も行っていますが、1つの美術館に入ると、
なかなか他には行きませんでした。

こんなに近くに、こんなに素敵な建物があったのですね。
上野って、なんて奥深く素晴らしい所でしょう。
案内してくれた友人に感謝です♪

コメント 8

上野って、東北の玄関口というイメージが先行して動物園と美術館だけは行くけど、後はあんまり寄り道しないタイプ。
アメ横もごちゃごちゃしてるので、ほとんど行かない。
でもここは良いですね。ゆったり出来て、心が落ち着く作りになってますね！
by mutumin (2012-11-09 05:48) 

登、なんだー。
by pn (2012-11-09 06:46) 

いい仕事してますね。安藤忠雄さん←お前がいうかぁ～
御徒町の焼肉街も楽しいよん♪
by HOTCOOL (2012-11-09 07:25) 

メダリオン、家紋かな？
私はデミグラスにベーコンで巻いたのが好きです。
by パウロ (2012-11-09 10:27) 

おお。ここね！春に次女と写真撮りに行きましたよ。
東京の有名建築物の一つとして、レポート書いてました。
新旧の融合が面白いですよね。安藤忠雄さん、好きです。
by 親知らず (2012-11-10 00:56) 

☆　mutuminさん
上野周辺でうろうろすると、たくさん見るモノがあります。
今度、上野周辺とか、六本木周辺だけで動いてみるのも
面白いかも知れません♪

☆　ｐｎさん
ええ、面白いですよね(笑)

☆　HOTCOOLさん
あはは、確かに良い仕事してますね♪
御徒町に焼肉街があるんですか！

☆　パウロさん
家紋を真似て、紋章風にくっつけたようです(笑)
焼肉のことですか？@デミグラスにベーコン

☆　親知らずさん
ええ、確かにいつか拝見しましたよ。
改めてこの目で観てきましたが、良い建物ですね。
by まほ (2012-11-10 01:14) 

メダリオンってお肉の料理の事かと思ったんです
by パウロ (2012-11-10 08:55) 

☆　パウロさん
あ、なるほど、調べましたら、丸いお肉料理のことですね。
フランス語だとメダイオン♪
by まほ (2012-11-11 01:16)