見逃した「偕楽園」

駆け足で巡った「偕楽園」でしたので、記事にするために確認していたら、
けっこうたくさん、見逃していたことに気付きました(泣)


がっかりしても始まりませんので、次回リベンジです♪
とりあえず、観てきたモノは・・・東門


「仙奕台(せんえきだい)」
仙波湖を始め周囲の景観が一望できる、四角く突き出た台地をこう呼んで、
湖上から吹き上げる涼風を受けながら碁や将棋などを楽しんだらしいです。
「奕」という字は、碁や将棋のことだそうです。

右側に見えるボウリングのピンが興ざめです(笑)

静まりかえる「笹の叢(くさむら)」


よく観なかった「菁莪遺徳の碑 （せいがいとくのひ)」(笑)

なんでも「原 市之進（はら いちのしん）　天保元年（１８３０）～ 慶応3（１８６７））
水戸藩士の原仲寧（伍軒と号す）さんが幕末に際し、
国事に活躍した功績とその徳をたたえたものである。」とのことです。
「菁莪」とは「菁菁たる莪は材を育するを楽しむ、君子は能(よ)く人材を長育す」から。
「菁」はしげる様子「莪」はあざみの意味で、人材を育成すること・・・だそうです。

全然観なかった「好文亭(こうぶんてい)」
入口だけ写真に撮りました(笑)

ここは、水戸藩第九代藩主徳川斉昭（とくがわなりあき）さんの別邸でしたが、
詩歌の会や、茶会を催したりしていたそうです。


杉林にあった、裂けた杉の根っこが痛々しいです。


紅梅白梅の競演です。
霞んでいるようで、なんだか幻想的でした。


説明が後になりましたが、そもそも「偕楽園」は、天保13年徳川斉昭さんが造園しました。
仙波湖を望む七面山を切り開き、領内の民と「偕(とも)」に「楽」しむ場にしたいと願い、
「偕楽園」と名付けました・・・素敵なお殿様です。
この人は、最後の将軍、徳川慶喜(よしのぶ)さんの実のお父さんです。
世に言う「安政の大獄」に絡み、いろいろ有ったようですが歴史は苦手で分かりません(笑)
とにかく、最後は不遇で、軟禁状態のまま60歳で亡くなっています。
「烈公」という別名があるように、良い人でしたが激しい性格だったようです。
女性に関しては奔放だったという説もあります。
現代に居たら、セクハラで何百回も訴えられそうですね。

・・・素晴らしい「偕楽園」を開いた人なのに、最後はセクハラの話になるなんて、
人間くさいお殿様だったようです(笑)

コメント 7

偕楽園はいろんな秘密がありそう・・・ゆっくり一日かけて、見ても見きれない気がしますね。何時間で、これだけの記事を書いたのですか？
反対にまほさんに感動してます。
by mutumin (2012-03-27 05:49) 

うーむ、セクハラ会場だった訳ですね（勘違い　笑）。
遊園地も一回行った位じゃ回りきれないんだから、これからは梅の時期に毎年行くって事で(^^)v
by pn (2012-03-27 06:17) 

さすが天然！
偕楽園＝セクハラだって、笑っちゃいました。
結構、快楽とかけていたりしてね。
by HOTCOOL (2012-03-27 07:41) 

静かな雰囲気で素敵なところですね＾＾梅のお花きれいですね♪
by miyoko (2012-03-27 08:46) 

次の楽しみが残っていると言うことで◎にしましょう。

↑皆さんの解釈ばっちりですね。
by 楽しく生きよう (2012-03-27 19:48) 

最初の写真良いわ～。
今度は是非一緒にお伴させて下さいな。
兼六園は行った事があるので、次は偕楽園！
by 親知らず (2012-03-28 00:32) 

☆　mutuminさん
30分観梅コースというのがあるのですが、
写真を撮りながら、梅だけでない場所にも寄りながら行ったので、
結局1時間ぐらいはかかりました。
子ども達が文句を言う筈ですね(笑)

☆　ｐｎさん
いや、偕楽園が会場だったとは思いたくないですよね(笑)
おっしゃる通り、毎年行くことを目標にします♪

☆　HOTCOOLさん
「快楽園」・・・うまいっ、座布団1枚♪(笑)

☆　miyokoさん
人がたくさん居た割には、静かな雰囲気でした。
梅、とても綺麗でしたよ～！
願わくば、もう少し開いていてくれたら。。。

☆　楽しく生きようさん
ええ、毎年行くことにします。
「快楽園」はひどいですよね！(笑)

☆　親知らずさん
ありがとう。
次回はご一緒しましょうね♪
いずれは後楽園にも！

by まほ (2012-03-28 02:33)