お別れの時

今日は、ご近所のおばあちゃまのお通夜でした。

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101歳の大往生です。
ずっと寝付いていたのではなく、お元気でいらして、
ご家族に大切にされ、最後は肺炎だったそうですが、本当の大往生でした。
お孫さんが10人、ひ孫さんも10人、お幸せな方だったと思います。
晩年はあまり外に出られなかったのですが、
遺影を拝見して、何度もお目にかかっていたのを思い出しました。

若い人が亡くなると、雰囲気が非常に沈鬱になりますが、
長生きされた方ですので、送迎バスの中も、
「あら、○○さん久しぶり~♪」「元気だった?」と、ご近所の社交場のようでした(笑)

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とは言え、遺族の方々にとっては大切なご家族です。
息子さんの一人は、私が所属する防災リーダー会でも、交通安全協会でも、
リーダー的存在ですので、よく存じ上げています。
淡々としているように見えましたが、悲しみを噛みしめていらっしゃると感じました。
親というのは存在感です。
私の寝たきりだった父親でも、亡くなった時には寂しかったです。
我が儘な母親は、まだ存命ですが、居なくなれば寂しいと思います(多分)

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それでも、私の実家の地方では、長生きして亡くなった人のお葬式に来てくれた人たちに、
紅白のお餅や、おひねり(和紙にコインを包んだもの)をまいて配ったものです。
20年ぐらい前までは、80歳を越えたらそうでした。
今は80歳台の人はざらに居ますから、100歳越えたらお祝いですね。

長生きされて、おめでとうございます・・・そして、お疲れさまでした。

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コメント 7

HOTCOOL

一世紀生きたわけですから、大往生ですね。
和気あいあいと送り出してあげて、ご近所のお婆さんも天国で喜ばれたでしょうね。
by HOTCOOL (2011-11-23 05:35) 

mutumin

大往生ですね。
大切にされ、こういうみんなから送られるって、幸せな方ですね。
紅白のお餅とおひねり・・・今はほとんどないですが、こちらは家の柱建ての時、やってましたが、大往生の時もやられるんですね。。。
by mutumin (2011-11-23 06:08) 

ルシファー

百を越えたら、役所持ちで花火でも打ち上げたら故人も喜ぶだろうに。

by ルシファー (2011-11-23 08:42) 

親知らず

職場のスタッフの御婆様は、やはり100歳を超えて他界されました。
香典返しにはお茶と紅白のタオルを頂きました。
お葬式に紅色のタオル?と不思議に思って聞いたら
栃木県の御実家ではおひねりと、お餅が配られたそうです。
地方により違いが有るかも知れませんが、
大往生だとそういう事があるみたいですね。
by 親知らず (2011-11-23 08:45) 

pn

多分って所に心の葛藤が見え隠れしてますね。けど死ねば誰でも仏ですよ、多分(笑)。
by pn (2011-11-23 09:49) 

PAULO

百才と言うのは節目のようですね
私たちのデイサービスでも百才前後で亡くなる方が多いです
100ー現在の年=これから先の方が大変ですよね
by PAULO (2011-11-23 11:03) 

まほ

☆ HOTCOOLさん
ええ、1世紀分!
明治生まれの方ですから、明治、大正、昭和、平成と、
実に4つの時代を生き抜いて来られたのですね。

☆ mutuminさん
今はやらないところも多いですが、
長生きした人のお葬式の他に、
家の建前(柱建てのことだと思います)の時もやっていました。

☆ ルシファーさん
良いアイディアですね~♪

☆ 親知らずさん
紅白のタオルですか・・・昔は手拭いだったのでしょうね。
栃木も、いわき市と同じなんですか♪

☆ pnさん
ええ、多分・・・(爆)

☆ PAULOさん
寿命が延びていますので、これから先が長いというのは実感ですね。
by まほ (2011-11-24 01:35) 

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