えどはく続き(江戸東京博物館) [博物館]

当然と言えば当然ですが、
歴代将軍のご正室は京都出身、生母は江戸出身が多いという事実。
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何故かと申しますと、ご正室は政略結婚ですから、
しかるべき所(だいたいは天皇家等からなので京都)からお嫁に迎えました。

でも、大奥で見初めた女性に生ませますので、
歴代将軍の生母は江戸から働きに来た人という。。。
ね、当たり前でしょ?(笑)


江戸時代の、庶民のくらし。場内が暗めなので、ボケちゃってます←言い訳
以前は、棟割り長屋の一部に、
指物師(かんざしなどを作る人)の家と、
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出産風景だけでした。
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そこに、今回のリニューアルで少し増えました。
長屋が標準の大きさの5軒になり、
そこに寺子屋(学校)と、
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洗い張り屋(着物をほどいて洗い板に張って乾かす)が出来ました♪
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長屋にはつきものだった、お稲荷さんと井戸と厠(共同トイレ)
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風呂桶ではありませんよ、井戸です♪
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消防の人が使った纏(まとい)
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この纏、前からあったのですが、臨場感を出すために背景をつけてあります。


この江戸東京博物館は、他の美術館博物館と違い、
特別展よりも常設展が面白いです。

常設展示場が、すごく大きいですしね。

まぁ、そういうわけで、まだあるのです(笑)

江戸東京博物館に戻ります [博物館]

江戸城のジオラマは,何度見ても面白いです。
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今回のこれは、謁見の間。

床の高さが違うのに、気づかれましたか?

上の写真の右端から順に、お身内、
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すごく近しい重臣、
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普通の大名と、
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座敷に差が付けてあります。

その座敷の高さから、ふすまの絵柄、天井の柄が格の高さを表したそうです。

天井の雰囲気が違うのを表したくて、せいぜいローアングルで撮ったつもりですが、
見えません。。。(T-T)


面白かったのは「松の廊下を歩いてみよう」
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ご存知、忠臣蔵で有名な赤穂浪士の討ち入りの発端となった、
吉良上野介と浅野内匠頭の刃傷沙汰があった廊下です。
全長50m幅4mの立派な廊下で、松並木の絵が描かれていたため、
「松の廊下」と呼ばれていました。

こんな絵柄だったのですね。
これが、江戸城と同じに50m続いています。
歩いてみましたよ、吉良上野介になった気分で♪


これは女籠(女性用の人力タクシー(笑))
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・・・内装が立派で、担ぎ棒にも贅沢な細工がしてあります。
でも、乗り心地はさほど良いモノでは無さそうで、
車酔いならぬ籠酔いもあったそうです。

これには乗れませんが、前からの展示で町人籠には確か乗ってみられたような・・・?


こんな風に、まーぼうさんが以前とは変わった展示を教えてくれましたので、
効率よく、新しいモノを観ることができました。

なにしろこの常設展、私は今回で5回目ぐらいです。
面白い展示ですが、目新しいモノも欲しい頃でした♪

まーぼうさんに案内して貰って、良かった。
お休みの日まで、ありがとうございました。


もう少しありますので、明日ね。

常設展がリニューアルオープン(江戸東京博物館) [博物館]

江戸東京博物館の常設展は、他とは一線を画し、
ジオラマ等を使い、何度か行っても飽きない展示をしています。

そして、今回リニューアルしてさらに面白くなりました。

まーぼうさんは、ココのボランティアガイドをしていまして、
よぉくご存知ですので、案内してもらいました。

今回は特に、変わった部分について開設してくれました♪
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いつものように日本橋を渡ります。

江戸城のジオラマも有りましたが、
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今回はこうした液晶画面が5ヶ所(6ヶ所だったかなかぁ???(笑))に設置され、
そこから見える先のポイントの解説をしてくれています。
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「江戸の変遷」と題されたパネルは、地味な感じですが分かりやすかったです。
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屏風のようにしてあり、時代順に並べて解説してありました。
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途中ですが・・・、
明日は600人以上集まる「7地区合同防災訓練」です。
朝早く集合ですので、今日はもう寝ます。
続きはまた~♪

浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー(江戸東京博物館) [博物館]

お友だちのまーぼうさんが、チケットを入手してくださいましたので、
久しぶりの展覧会です。
両国の江戸東京博物館にて「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」
公式サイトはこちら

昔は、綺麗な景色や人は絵に描いて記録として残したモノです。
江戸時代、浮世絵で東海道五十三次や、その中でも富士山などの名所、
花魁や役者も、たくさん描かれました。
浮世絵は版画でしたから、一筆一筆写し取っていた時と比べると、
格段に大量生産出来るようになり、庶民の手にも入りました。

その後、写真が伝来して、そっくりそのまま記録に残るようになりました。

浮世絵と写真を、同じようなアングルから比較してみたり、
時代、時代の有名人の浮世絵や写真の展示、
日本の写真家によって考案された「写真油絵」等、
面白い展示でした。

最後にあったのがこれ!
これだけは写真OKだったので、撮りました♪

おなじみの大相撲優勝者の絵
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これは写真だと思っていましたが、白黒写真に油絵の具で彩色してあります。
縦3・17メートル、横2・28メートル、重さ約80キロ。
実物の力士の約1・5倍程度の大きさですって。

迫力ありますね。

拝啓 堕天使様(江戸東京博物館) [博物館]

拝啓 堕天使様

その後いかがお過ごしでしょうか?

先頃、江戸東京博物館が大胆リニューアルになったということで、
今日、まーぼうさんと行ってきました。
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ま、まさか、リニューアルに伴い、
堕天使様の作品は撤去されてはいないだろうなと思いつつ、
何故か私がドキドキしながら行ってみると・・・ありました!
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あ~~~ズレましたぁ(T-T)

ご安心ください。
相変わらず鮮やかな色合いで、堕天使様の作品は健在でした!



さて、東北行脚の記事もまだ完結していませんので、
今日はこのご報告だけにしまして、
明日からまた旅行の記事です。

・・・が、自治会のお楽しみ会もありますし、
旅行の記事がだらだらと少しずつしか進みませんので、
そんなつもりはありませんが、ネタバブル???(笑)


今日の帰り、赤羽駅で何か違和感を感じて振り返ると、
JRの駅ナカコンビニ「NEWDAYS」が変わっています!
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前は確か、黄色とオレンジに近い赤でしたよね?
今度は誰かさんの好きな緑色です♪
あーびっくりした(笑)

大ニセモノ博覧会(国立歴史民俗博物館) [博物館]

5日に、夫と千葉県佐倉市まで行ってきました。
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国立歴史民俗博物館で催された「大ニセモノ博覧会」が目的です。
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子どもの日だったので、お子さまは無料というのも影響したのか、
展示の面白さからか、ネズミの国みたいな長蛇の列でした。。。
入り口前に、鯉のぼりが翻っていました~!
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と、思いましたら、小中学生は元々無料でした・・・太っ腹ですね!(笑)

「なんでも鑑定団」をご覧になったことがある方なら、
世の中、本物と信じていたのにニセモノだったなんて話は、
たくさんあるのがお分かりでしょう。

また、ニセモノと知っていてもブランド品だと偽って売ったり、
自分の名誉のために、発掘調査で何か見つけたと申し出たり、
いろいろなお話しがあります。

かと思うと、縄文時代、貝が採れない土地で、
どこかで見た貝のアクセサリーが良いと思ったのか、
粘土で作った貝みたいな材料のアクセサリーが出土されたりしています。
ニセモノ・・・と言えばニセモノですが、可愛いものですね。

昭和の初期、豪商の家で行われた宴会では、
その家に代々伝わる有名な作家の書画や焼き物が飾られましたが、
それらは必ずしも本物ではなかったのに、
家の格を表すために置かれ、誰も疑いませんでした。

かと思うと、イミテーション、レプリカと言われる、
本物はちゃんとあって大切に保管され、
どういうモノか見せるために、そっくりに作るということもありました。


コーナーの一つに、大金を持ってみようというコーナーがあり、賑わっていました。
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一億円 → 約10kg
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千両箱 → 約17kg
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慶長大判 → 約165g
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どれも持ってみると、予想よりはずっと重く、
千両箱など簡単には持ち上がりませんでした。
時代劇で鼠小僧が、千両箱を担いで屋根の上をひょいひょい、
・・・無理だと思いますっ! キッパリ★

最後に、この気味の悪いモノは、人魚です。
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アンデルセンの童話やディズニーのアリエルとはまーったく違いますが、
江戸時代の終わりから明治の初めにかけて、和歌山で盛んに作られ、
信仰の対象として海外に輸出されていました。

そう、ニセモノです。
サルの死骸を上半身に、鮭を下半身にくっつけたモノなのです。

ペリーの航海日誌にも載っている記録を元に、
ここ「国立歴史民俗博物館」で製作された、本物のニセモノ(???)です。


とにかく、いろいろなニセモノを、本物と対比したり、
古い芸術作品を贋作か真作か評価したり、
すごく面白い展示でした。

だんだん「本物と信じるならそれで良いじゃん♪」と思えてきてしまいます(笑)


残念ながら、5月6日まででした。
もっと早く行って、もっと早くご紹介すれば良かったと、
自分が観てから思いました。。。(/_;)

江戸の街道(埼玉県立歴史と民族の博物館) [博物館]

まぁぼうさんと埼玉県立歴史と民族の博物館に行ってきました。
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うちからは電車ですぐの大宮公園内にあります。
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「江戸の街道(みち)-絵図でたどる宿場と関所」と題して、
中山道や日光御成道(にっこうおなりみち)等、
日本橋を起点とした五街道の絵図を展示してありました。
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たとえば、中山道では日本橋を出発して、板橋宿のあと現在の埼玉県に入ります。
県立博物館だけに、県内の9つの宿場町を、
蕨 - 浦和 - 大宮 - 上尾 - 桶川 - 鴻巣 - 熊谷 - 深谷 - 本庄と辿ってありました。

埼玉県民として、知っているお寺とか橋とか名所の記載があるので楽しめました。


その絵図なんですが、江戸幕府が街道を管理するために作成させた絵図は、
幕府に献上したモノと、実務に使用したモノとの2種類ありました。

東京国立博物館に収蔵された献上品と、
郵政博物館に収蔵された実務品を、今回始めて同時に公開したのです。
2種類の絵図を、宿場ごとに並べて展示してありました。
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絵図そのものの完成度が高く、宿場や関所、寺社やお城も、
当時の様子が分かる緻密さな上に、
献上品と実務品の違いが比べられて、面白い展示でした。

献上品は、装飾的な要素が強く、霞がたなびくような描き方がしてあったり、
実務品にあって、献上品に無い記述があったり、
そんなところを双方比較できるのは、なかなか興味深いものでした。


その後、常設展を観たのですが、ココは手強いです。
かなり広いので、常設展示室も全部で10室あり、
テーマも多岐にわたるので、すべて観て回ったら疲れました。

入り口のところに、こんな建物も!
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お土産にこれ買っちゃいました♪
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大宮で待ち合わせてランチをしてから博物館に行き、観てからまたお茶をして、
久しぶりにお目にかかったまぁぼうさんと、積もる話に花が咲きました。

ランチとお茶の記事は、また後日~(笑)

さいたま新都心 夏祭り2014 [博物館]

さいたま新都心の「けやき広場」を通りかかると、賑やかに盛り上がっていました。

夏祭りですって♪

ココは、相当な広さがあるのですが、催し物をやるたびにたくさんの人が集まります。
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盆踊りもやっていました。
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お子さまたちが大喜び♪
大きなビニールプールに、ビニールのボートが浮いています。
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子どもが乗れる大きさですが、そればかりかエンジンや舵が付いています。
子どもたちが、ハンドルを握って動かせるようになっていて、
すっごく楽しそうでした。
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にがおえ教室や・・・、
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フェイスペインティングのお店、
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他にも車いす体験、自衛隊制服試着、警察車両体験、薬剤師体験、
竹の水鉄砲作り、他いろいろなブースがありました。
もちろん、食べ物屋さんもたくさん♪

皆さん楽しそうでした~!

水戸道中記 [博物館]

今日は、夫と水戸へ行ってきました。

夫の目的は、「茨城県立歴史館」と「徳川ミュージアム」
私の目的は「水戸偕楽園」です。

上野から「フレッシュひたち」に乗るべく、家から出発した私たち。
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門を出て数十歩のところで、「あっ、スマホ忘れた!」と私は家に駆け戻りました。
夫は、少し先までゆるゆる歩きながら、待っていてくれましたが、
「なーにをやってるんだか!」「えへへ、ごめーん」

「え・・・っと、あれ切符忘れた」
「えーーーっ?どこにあるのっ?」
「2階のワイシャツの棚」
「私が走った方が速いっ!」
駆け戻り、切符を取って玄関に行くと、夫が戻ってきて、
「戻らなくても良いのに!」と言いながら、小走りに行く私たちでした。
まったく、良いコンビでしょ?(-_-)


さて、朝一でそんな騒ぎをしながら、無事にフレッシュひたちに乗り込み、
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ガラガラです。。。

降りたのは、梅祭りの時だけ開かれる臨時の駅「偕楽園」
水戸と勝田の間(だったかな?)にあります。
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梅は綺麗でしたが、まだ3分咲きというところでした。
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最初は、偕楽園を横目で見ながら素通りし、その先にある「茨城県立歴史館」へ。
敷地内に、「旧水海道(みつかいどう)小学校本館」があります。

この建物がすごいです。
明治14年に建てられたそうですが、当時の洋風建築をうかがい知れる重要な建物です。
なんともしゃれていて、素敵でしょう?
これが小学校だったなんて、当時はもっと目立ったでしょうね。

奥にはステンドグラスも使ってありますし、スタインウエイのグランドピアノもあります。
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いよいよ歴史館へ向かうと、前の芝生に埴輪さんたちのお出迎えが!
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中は撮せませんでしたが、
一部には、当時のお雛様も展示してあり、面白かったですよ♪


私たちの珍道中、どうなることやら・・・明日のお楽しみ♪(笑)

さいたま市立博物館 [博物館]

さいたま市立博物館は、さいたま市が合併して政令指定都市になる前は、
「大宮市立博物館」でした。

そのため「大宮」が中心になっています。
中山道大宮宿の様子という、ジオラマがありました。
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中山道は江戸時代の五街道の一つで、
江戸日本橋から出発して京都の三条大橋まで続いていました。
日本橋、 板橋、浦和の次、4番目の宿場町でした。

田んぼの中に通る中山道を中心に、宿屋やお店が連なり、
それなりに賑やかだった昔がしのばれました。


そう言えば、縄文時代前期、さいたま市は一帯が海岸だったようで、
貝塚が町中にあります(うちの近所にも一つありますよ♪)
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その縄文時代の人の頭骨が、さいたま市から発見されています。
「円正寺縄文人」と言われるこの人、昭和63年に円正寺の境内から出てきました。
区画整理の工事中に、地下4mから発見され、埼玉大学や国立科学博物館の調査の結果、
今から約5800年前の縄文人女性だと分かりました。
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複顔すると、このような顔立ちの女性です。
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遺伝子の並び順を調べたら、現代の東南アジア人と同じであることが分かり、
日本人のルーツが少しだけ見えて来た、重要な発見となったそうです。

大宮区から発掘された、「馬型埴輪」・・・左右から撮りました。
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人型埴輪
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浦和区から出土した縄文土器
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緑区から出土した土器
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南区から出土した土器
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ちょっと時代が新しい、平安時代の大きなカメ
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写真だと分かりにくいのですが、口径50cmぐらいはある大きなカメでした。

地元から出土した土器や埴輪は、なんだかロマンを感じさせてくれます。
まだ続きますよ♪


さて、今日は夕方から親知らずさん母子とダブルデートしました。
ミスドで、楽しくおしゃべりしていて外を見たら、傘をさした人が歩いて行きます。
「あら、雨?」「夜から雨って言ってたけど?」
傘をさしている人といない人、いろいろでした。
ん・・・ザーッと降ってこないうちに帰ろうかと、解散しました。
楽しかったです。
親知らずさん、ありがとうございました♪

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