運転手さーん

同僚が、用があってタクシーで取引先に行きました。

駅が近いので、駅前のタクシープールで先頭にいた車に近づき、
「いいですか?」と聞くと、振り返るのがえらく遅い。
どう見ても、かなりの年配の運転手さんだったそうです。

「しまった!」と思っても、声をかけてしまいましたので、
そのまま乗りました。

目的地を知らなかったので、住所を告げると、
カーナビ頼りに走り出しましたが、走行もえらくゆっくりです。

また「しまった!」と思いましたが、乗ってしまいました(笑)

目的地まで、すごく遅いのでそうとうな時間がかかって行けました。

そのまま帰社するので、待っていてもらいまして、
さぁ、帰り道を走り出したとたんに、
「あー、おしっこしておけば良かったなぁ」とつぶやきます。

しばらく走ったら、それもゆーっくり走ったら今度は、
「・・・もれそうだ」

そしてとうとう、とあるコンビニで停めてトイレタイムです。

お客を乗せたまま、トイレに行くタクシーの運転手さんって居ますかぁ???

もぉ、あまりにもおじいちゃんっぽいので、
逆走したり、運転しながら寝ちゃったりしないか、気が気でなかったそうです。

帰ってきて、ボヤくボヤく!(笑)


で、私は帰宅して笑い話のつもりでその話を家族にしたら、
息子が怒りました。

「そんなタクシーダメだろ。運転手さんの名前覚えておいて、
会社に電話するべきだ」

あ、いや、そんなおじいちゃんの運転手さん、
そこを首になったら、もう仕事出来ないでしょう?
可哀そうだよ。

と言ったら、そんな調子で事故起こしたらどーするんだよ?

同僚によれば、あまりにもゆっくり走っていたので、
よしんば逆走したところで、みんなが余裕でよけられたろうと・・・(笑)

でも、逆に、せっかちな他の車に追突されてしまうかも知れませんね。

少なくとも、お客が乗っているのにトイレに行く用意の悪さはいけません。


まーいいじゃん、ネタになったし♪
と、私は思うのですが、往復気をもんで乗っていた同僚は気の毒でした。

そして、息子が怒ったのにびっくり!
同じ出来事でも、人によって解釈が違うのが面白かったですけどね。
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