地域安全マップ作り [地域活動]

所属するNPO法人のお仕事で、小学校に行ってきました。

公立学校は、週に5日になって久しいのですが、
いろいろな意味で、土曜日もやらないと・・・ということになり、
ここ数年は、隔週とか、月1回とか、
土曜日にちょっとしたイベントを充てるようになりました。

それも、先生と地域の人たち、保護者が企画、協力して行うのです。


その一環として、今日は学校周辺の地図を携え、実際に歩いてみて、
危険があるところ、安全なところを確認していくという催しでした。
IMG_0942.jpg


危険がある場所のキーワードは「入りやすい」「見えにくい」の二つ。

誰もが入りやすいところは、ちょっと考えると人目がありそうですが、
誰でも入ってこられる分、不審者も入りやすいのです。
例えば公園とか、駅とか・・・ところが、
公園の場合は、夜暗いとか、フェンスが高くて外からは見えないとか、
駅のようなところは、他人に関心を持たないので、誰も人目が無いのと一緒。

他に、落書きのある場所は、周りの住人が関心を持たないので、
誰に何があっても気にしない。。。


そういうことを、まずパワーポイントで分かりやすく説明します。
IMG_0941.jpg

それから班ごとに分かれて、学校の外に出て、
実際に見ながら、「入りやすい」「見えにくい」
反対に「入りにくい」「見えやすい」場所をチェックして歩きます。
IMG_0946.jpg

こんなスポットを、町内にお願いして設置し、
子どもたちが何かあったら飛び込んで助けを求められるようになっています。
IMG_0953.jpg

さて学校に帰ると、行ってきたところの様子をまとめ、
IMG_0959.jpg

最後に班ごとにみんなで発表しました。
IMG_0964.jpg

例えば、住宅街に駐車場があって、家と家の間の入り口はそんなに広くないのですが、
入っていくと奥が広がっていました。
L字型に入って行ってしまうと、周りも住宅で窓がこちらを向いていなかったりします。
そうなると、危険な目に遭っても助けが来てくれないのです。

逆に、フェンスが巡らせてあっても、金網とか隙間の大きなものだと、
外から見えるので、少し安全です。

公園は、誰もが憩える場所ですが、
例えばお手洗いの陰などに、誰か潜んでいても分からない。
大きな道路でも、周りが静かな住宅街だと人通りも少なく、
何かあっても分からない。

反対に、花をきれいに咲かせているお宅があると、
通行人を楽しませようと丹精込めているので、外に関心があるということみたいです。

うーんなるほど!
私も勉強になりました。

今回は1年生から4年生までの班編成でしたが、
1年生は1年生でちゃんと考えを述べて、上級生はまとめ役をして、
なかなか統率が取れていました。
発表も立派でした。

みんなよく出来ました~♪
nice!(3)  コメント(3) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。