「ビブリア古書堂の事件手帖」 [映画]

「コーヒーが冷めないうちに」を観たあと、
大スクリーンの余韻に浸りながら、時間もたっぷりあるしもう1本観ようかなと、
調べていたら興味が持てたのがこれでした。

「ビブリア古書堂の事件手帖」 → 公式サイトはこちら
何しろ、1960年台と現代の出来事が交錯し、そこに太宰治と夏目漱石が絡んでくる!?
一時期、趣味読書を標榜し、太宰に心酔していた身としては、
観ない手はないっ!(笑)
IMG_2595.jpg

本の世界に生きていたら、人の心の機微も知っている筈なのに、
まったくそういうことに気づかない、美しく物静かな「ビブリア古書堂」の店主。

小さい頃のトラウマで活字だけの本が読めないが、熱い心を持つ青年。。。

鎌倉の美しい風景をバックに繰り広げられたお話は、
面白く、悩ましく美しく・・・2時間強があっという間に過ぎました。

何しろこの、本が読めない青年が「ちはやふる」にも出ていた野村周平くん。

この子、けっこう好きです。
正統派の二枚目で演技も巧いです。

この青年の亡くなったおばあちゃんを送るところから話は始まります。

遺品の整理をしていると、本棚の夏目漱石全集が目につき、
そう言えばこれのせいで、優しかったおばあちゃんにたった一度だけ、
激しく叱られたことを思い出します。

いつも優しかったのに、それはそれはキツく叱られ、
彼はそれ以来、本が読めなくなります。

そのことを思い出して、叱られた原因の本を取り出すと、
なんと奥付に「夏目漱石」と署名がありました。


価値のあるモノかも知れないと、母親と相談して、
それを古書店で鑑定してもらうことにした青年は、
鎌倉の片隅の「ビブリア古書堂」に持ち込みます。

というのは、その全集には「ビブリア古書堂」のしおりが入っていたのです。

店主役の黒木華さんがまた、美しかった。
普段は無口で人見知りなのに、本のことを語り出すと止まりません。


話は複雑に入り組んで続きますので、本編をご覧ください♪(笑)


人間にとって、本当に大切なモノは何か・・・と考えさせられるお話でした。
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HOTCOOL

外れた・・・
by HOTCOOL (2018-11-06 03:51) 

まほ

☆ HOOTCOOLさん
あはは、残念でした~♪
by まほ (2018-11-07 01:18) 

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