三遊亭鬼丸独演会

鬼丸さんの落語を聞くのは、もう何回目でしょうか?

友人の親類ということで、誘っていただいたのがきっかけですが、
彼の語り口の面白さや、声の調子が落語に向いているのや、
顔が意外に(笑)イケメンなのに惹かれまして、今では大ファンです。

古典落語を大切に話していながらも、マクラの面白さも格別です。


今回の会場はさいたまスーパーアリーナの4階「TOIRO STUDIO」でした。

ここは「ジョンレノン博物館」があった場所で、
10年契約が切れたということで撤退された後のスペースです。

どんな風になっているのかと、期待と不安でいっぱいの私が見たのは、
そのスペース一杯に並べられたパイプ椅子。

それで350人だそうですが、満席でした。


噺は、「ぞろぞろ(神頼みの噺)」「絞め込み(間抜けで優しい泥棒さんの噺)」
「紺屋高尾(男の純情物語)」の3つで、
合間に一人、二ツ目の春風亭ぴっかり☆さんが話して、最後が紺屋高尾。

ぴっかりさんは、ちょっと無理をして声を張っているところが痛々しい。
でも、綺麗だし面白かったです。

最後の紺屋高尾・・・泣かされました。
人情噺の代表のような落語で、今までもテレビや寄席で何度か聴いていますが、
内容を知っていても泣ける。
さすが鬼丸さん、名調子でした。

古典落語って、
次に来るギャグを知っていても笑ってしまう吉本新喜劇みたいな感じですね(笑)

ここでこう言う、次にこう返す・・・と分かっていながら、
語り口を楽しみ、可笑しくてつい笑うという、
日本の伝統芸能恐るべしです。

この会場で、定期的に寄席が開かれているようなので、
鬼丸さんに限らず、また観に行きたいと思いました。

あー楽しかった♪
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