百人一首と出会った幸せ [百人一首]

お正月はカルタ・・・という美しい日本の習慣は、
最近あまり見られないように思います。

いろはがるたでも、トランプでも良いのですが、
家族で何かを囲んで盛り上がるというのが、無いのでしょうか?

大人も子どもも、それぞれの用もあって、
家族が一堂に会することも、だんだん少なくなってきます。
でも、さすがにお正月ぐらいは、みんな休みで家に居て、
そこで登場するのがそういうゲームでした。

大人から子どもまで出来る、単純で、いや単純なだけに面白いゲーム。
百人一首というと、お堅いイメージでしょうが、
坊主めくりはやったことがある方も多いでしょう?


私にとっての百人一首も、そんなきっかけでハマったのです。
小学校6年生になった私に、親が「ちょっと大人のカルタだよ」と取り出したのがそれ!
その年頃の人間にとって「大人の」という言葉自体が魅力的でしたから(笑)、
ちょっと首を突っ込んでみる気になりました。

すると、優雅な歌の調子と、読み札の華麗な絵、
読まれた頭の文字では札をとらない新鮮さで、私は夢中になりました。

面白くて面白くて、一人で札をめくったり、親に何度も読んで貰ったりして、
今は使わない文字や読み方も面白かったし、楽しくてしょうがなかったです。


ちょうど次の春に、私は中学校に入学して、
必修科目のクラブ活動をしなければいけなくなりました。

その必修クラブの中に、「百人一首クラブ」があったのです。
百人一首を必修クラブで扱う中学校は珍しく、
ちょうどそれが我が校にあったというのも奇跡に近いです。

実はその中学に百人一首好きの先生がいらっしゃり、
その先生のご尽力で、出来たばかりのクラブだったもご縁だったのですね。

さぁ、週一回の必修クラブは、いろんな用でつぶれることが多かったのですが、
私たちは、喜び勇んで百人一首を勉強しはじめました。


・・・続く。
たいしたことは続かないのですが、眠いのでもう寝ます(笑)
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HOTCOOL

ウチの親父が「大人のトランプだよ」と取り出したのは花札でした(笑)
by HOTCOOL (2013-08-21 04:06) 

親知らず

お正月も忙しく働いていた親と遊んだ記憶は殆どありませんから
羨ましいです。
小中学生の頃の環境って大きいんですね。
私は子供達に何をしてやれたんだろうと考えちゃいました。
by 親知らず (2013-08-21 08:03) 

pn

そうそう、あの絵札がいーんだよね(^-^)
蝉丸が好きでさぁ(笑)。
by pn (2013-08-21 08:33) 

mutumin

いきなりの続くに、「えっ!」となりましたが、明日の楽しみが出来たという事で・・・(笑)
by mutumin (2013-08-21 13:24) 

楽しく生きよう

まほさんにうまくはまったんですね。

私は言葉が分からないだけでもう受け付けませんでした。
by 楽しく生きよう (2013-08-21 18:56) 

まほ

☆ HOTCOOLさん
花札の絵は、とても綺麗ですよね。
でも、うちの母は断固としてやらせてくれませんでした。
友達が持ってきたのを見せて貰っていたら、後でものすごくしかられました。
なんでよぉ(T-T)

☆ 親知らずさん
働く背中を見せてきたではありませんか!
子どもにとって、親はいろんな場面で見本になりますからね。

☆ pnさん
そうそう、袋みたいな帽子被ってる蝉丸ね!(笑)

☆ mutuminさん
えへへ、今日の記事で続編をご覧ください(笑)

☆ 楽しく生きようさん
子どもだったので、言葉は全然分からなかったのですが、
その大人びた優雅な雰囲気や、響きに惹かれました。
後はもう、ゲームとしてのおもしろさでした。
by まほ (2013-08-22 01:10) 

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