新江戸川公園(細川家の庭園)

永青文庫は、細川家の敷地に建っています。


見学を終えて外に出ますと、何故かこんな輪っかをくぐりお庭へ出ます。


永青文庫は目白台の上にありますが、実はその小高い丘ごと全部が細川家でした。
今は、「新江戸川公園」として無料で一般公開しています。
私は永青文庫の方から入りましたが、新江戸川公園の入り口はこちら。


「回遊式泉水庭園」という形式だそうです。


小さなわき水が、丘の上からちょろちょろと流れていって、
自然に集まって池になる「遣り水(やりみず)」という形です。


もうすぐ冬なので、雪吊りが施してありました。

兼六園等の雪国の雪吊りは、松の枝に直接結んで雪の重さを分散する形なのですが、
暖かいこちらでは、てっぺんから放射線状に枝振りの外側に作ります。
傘型の、鑑賞的要素が多い雪吊りだということです。
私は、調べてみるまで、雪吊りにも形がいろいろあるとは知りませんでした。。。
お勉強になります。

てっぺんにわらぼっち(飾り)がついているのがご覧になれますか？

それと同じようなのが、近くの地面に作ってありました。

それにこれ・・・へびみたいでしょう？
何かのおまじないでしょうか？


以前、SORIさんのブログで「辻切り」という、
町の辻にわら細工の蛇を設置する行事を拝見したのですが、
わら細工のせいか、それを思い出しました。
トラバしようと思いましたら、今休止中みたいで、見られません。
SORIさん、お元気でしょうか？

美しい紅葉に出会えました。
私は今年、あまり綺麗な紅葉を見ることができなかったので、ちょっと嬉しかった♪


雪吊りだけではなく、松の古木も冬仕度です。


他の来訪者とはあまり出会わず、思いがけなくゆっくりと散策することが出来ました。
実は永青文庫の展示を観たあと、曇っていて寒かったしそのまま帰ろうと思ったのですが、
行ってみて良かったと思いました。
桜の季節も美しいそうですので、また春にでも訪れてみようかな♪

コメント 7

公園があるなんて気づかなかった^^;
兼六園の雪吊りは子供の頃からなじみがあります。
by HOTCOOL (2012-12-20 05:07) 

干支かな？
by pn (2012-12-20 06:27) 

綺麗な公園ですね。雪の降る青森ならわかるけど、関東でも雪吊りするんですね。
その様の美しい事！庭の芸術です。
きっと春の桜の時期も綺麗ですよ！見てみたいです。
by mutumin (2012-12-20 06:41) 

雪吊りを見ると、冬だなぁ～、雪が降るんだなぁ～、と、
しみじみしてきます・・・　゛（￣　￣　）
私が札幌でしていた雪囲いのバイトは、もっと豪快で、
エイヤーッ！！、と、ムシロで木々を巻いて、
ガーッッ！、と、縄でグルグルに縛ってました　（＾　＾；）
by フサヲ (2012-12-20 11:44) 

この雪吊りは実用的ではないのでしょうがきれいですね
始めて知りました。
by パウロ (2012-12-21 02:07) 

☆　HOTCOOLさん
兼六園を庭代わりに遊んで育ったんですものね♪
ですから、今度ブラHCで！(笑)

☆　ｐｎさん
あーなるほど、そうかも知れませんね。
調べてみたのですが、出てきませんでした。。。

☆　mutuminさん
ええ、ホント芸術的ですよね！
桜の樹もあったので、桜の季節に行きたいです～。

☆　フサヲさん
豪快なアルバイトをなさっていたのですね(笑)
ただ、優雅な雪吊りも、制作途中は豪快です。
兼六園のですが、動画を視てみましたら、
柱を作ってそこにお猿さんみたいによじ登り、
上からガーッと縄を巻いて、それぞれの枝に縄を投げていくのです。

☆　パウロさん
雪があまり降らないので、鑑賞用だそうですが、
とっても美しいモノですよね。
by まほ (2012-12-21 02:31) 

雪国以外でも雪つりってするんですね。
手間がかかって大変でしょうが、美しい物ですね。
by 親知らず (2012-12-22 07:55)