古い詩集から [詩]

遠くを列車が行く

こんな夜に考え事をしていると
濡れたままの頬と膝が冷えてくる
列車の音が心に響いて
忘れていたことを思い出す
胸に耳を寄せて探った
あなたの命の音

そして今日は特別な日
あなたが生まれた



なーんて詩を、うちの娘ぐらいの時に書いていました。
笑わないでください。
(と言いつつ、笑っているのは自分自身)

クチだけ星人の間では話したことがありますが、
私の精神成長曲線は、横一直線みたいです。
普通の人は、年齢にほぼ比例して、上昇カーブのグラフになるはずが、
私は十代前半でかなり大人っぽい考え方をしていて、
その精神構造のまま大人になってしまったらしいです。
だから、二十代半ばにはもう、同じ年の女性たちに追い抜かれ、
今では普通よりも子供っぽい、成長し損なった人になってしまいました。

この詩も、想像の世界だけで書いています。
ぶっちゃけ、ろくな恋愛経験も無いのに「胸に耳を・・・」だなんて赤面モノです(爆)
その頃使っていたペンネームも恥ずかしくて言えません。。。

さて、今の私は詩が書けません。
想像の翼が取れてしまったらしいです。



ネタが無い時に、こうして少しずつ思い出してみるのも良いかなと・・・。
あ、つきあわされる方はご迷惑でしょうから、
このタイトルを見たら、スルーしていただいてけっこうですよ(笑)


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コメント 8

親知らず

素敵です。
私には詩を書く才能が欠落しているので羨ましいです。
ちょっと嬉し恥ずかし乙女の時代の思い出話。
とことん付き合いますよ~。
by 親知らず (2011-09-06 01:05) 

mutumin

うふふ・・・私も付き合うわ!
私は詩は作らないけど、好き!詩って、その時の気持が恥かしいほど出るから、後で読むと照れるのよね。
また、楽しみにしてますよ!
by mutumin (2011-09-06 04:48) 

pn

「人が集まりゃ苦労が増える」の書き出しで詩?を書いたことあるよ(笑)。
俺は15歳で横ばいです(^_^;)
by pn (2011-09-06 06:32) 

HOTCOOL

想像の翼の次は妄想の触覚がはえてきますよ~
by HOTCOOL (2011-09-06 07:05) 

palette

私も詩を作ったことがないわ~。
でも、人の本質のところは年をとっても全然変わらないと思ってます。傷つかない為の知恵は増えたけれど…
鏡を見なけりゃ、今も18歳さo(^▽^)o
by palette (2011-09-06 11:47) 

ルシファー

素敵だよ、今でも書けるんじゃないかな。
年齢を重ねた今の方が、深みが出て良いと思うよ!
by ルシファー (2011-09-06 17:14) 

月夜

ステキな詩ですよー!
by 月夜 (2011-09-06 17:51) 

まほ

☆ 親知らずさん
詩など書けなくても、親知らずさんはお仕事の才能があるから良いですよ。
仕事が繁盛するというのは、才能があるからなんです♪

☆ mutuminさん
そう!
書いた詩を目の前で読まれたりするともぉ、、、(爆)

☆ pnさん
その詩、続きも見たいです!
15歳とは・・・少年の心を忘れていないのですね♪

☆ HOTCOOLさん
妄想の触覚!?
なんとなく、毛の生えたどぎつい色の触覚が頭に浮かびました(爆)

☆ paletteさん
それが「三つ子の魂百まで」ってことなのでしょうかね。
そうそう、鏡なんか見ませ~んっ♪ オイオイ(^^;)

☆ ルシファーさん
小説や詩は、どこかにハングリー精神が無いと書けないみたいです。
他のスポーツや芸術も同じでしょうか。
結婚前の私は、親に抑圧されて暮らしていたので、
気持ちが満ち足りて居なかったような気がします。
今は幸せなんで、なーんにも浮かびません・・・エヘヘ☆

☆ 月夜さん
ご訪問、コメントに加え、niceまでありがとうございました。
お褒めいただいて嬉しいですが、
何しろ、ん十年前に書いたものです(笑)
by まほ (2011-09-07 01:11) 

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